パートナーとの関係で悩む時 ~本音を言えないコミュニケーション~

こんにちは。大阪の心理カウンセラー、喜多村純子です。もう9月ですね。早いものです。先日、セッションの帰りに最近流行のアサイーボールを食べてきました。

フルーツがいっぱいのっていてアイスも入ってて。体は女子を失ったおばちゃんでも、心は女子っぽくなれたような幸せな気持ちになりました(笑)

さて。最近はオンラインカウンセリングを中心に活動しておりまして、沢山お申込みを頂いております。対面でのセラピーは移動もあったり、暑かったり、子供さんが小さい方などは外出が難しい方もいらっしゃいますので、これからはオンラインカウンセリングに力を入れて行こうかなぁと思っている所でしたので、不思議な流れだなぁと感じています。

今日は先日、カウンセリングさせて頂いた方のご相談から、時間の都合上お伝えしきれなかったことを含めて、お話させて頂こうかなと思い書いています。

仮名A様とさせて頂きますが、A様は旦那さまとの関係で悩みを感じていらっしゃいました。簡単に表現してしまうと、旦那さまとの意思の疎通が難しい、わかりあえないと言う悩みでした。

お互いの主張がぶつかりやすく、話をしようとするとなぜか喧嘩になってしまう。だから、話すことを避けるようになってしまったのです・・・とA様はおっしゃっていました。

夫婦の間で起きる問題で、この「わかりあえない悩み」は非常に多いと私は思っています。男と女の間には深くて暗い溝がある・・・ではありませんが、確かに分かり合いたくても分かり合えない溝、隙間を感じてしまうという事は少なからずあるものだとは思います。

しかしそうではあっても、考え方を変えたり、自分の言葉使いや伝え方を変える事によって改善させていける部分もあります。

それが本音を伝えるコミュニケーションと言うところです。

例としてお話させて頂くと、A様は、非常に頑張り屋さんで幼少期から親に頼ったり、甘えたりすることが出来ない家庭環境の中で育って来られた方でした。

頑張り屋さんで親に頼れなかった幼少期を過ごしてきた方と言うのは、大人になってからも自分で何とかしよう、自分で解決しよう、自分で決めてやっていこうという生き方を選ぶ方が多い傾向があります。Aさまもまさにそういう生き方をしてこられた方でした。

ここに何も禁止令などによるトラウマなどがなければ、それは大きな問題にはならないので大丈夫なのですが

A様の場合は自分でやっていこうとされる生き方の下に、深層心理の部分では、自分で決めて行動すると孤独になる、見捨てられるという禁止令をもっていました。だから本当は、自分で選び決断して行動することは、A様にとってはとても怖い事だったのです。

怖いけどやるしかない

怖いけど頑張るしかない

A様はその生き方が辛いからこそ、本当は旦那さまに助けて欲しかったのです。自分の不安な気持ちを、頼りたい気持ちを、助けて欲しい気持ちをこそ・・・本当は一番分かって欲しい事だったのです。

カウンセリングを進める中で、本当はこの言葉を言いたかったのに言えなかったのだ、と言う事に気付かれてAさまは涙されていました。

パートナーに分かってもらえないという悩みは、表面的にはお互いの問題のぶつかり合いのように見えて、解決が難しく思われがちですが、丁寧に深く掘り下げてみると、真の問題は実はこんなに柔らかな心の問題だったと気付くことはとてもよくあります。

この真の問題はなかなか自分だけの視点では気付くことが難しい部分です。ですが、あなたが本当の本音に気付き、その本音とちゃんと向き合う事が出来れば、行き詰まりに見えた問題に風穴があき、必ず解決への糸口を探していくことが出来るようになります。

パートナーとの関係に悩んでいる、この記事を偶然でも読んで下さったあなたが大切にしたいパートナーとの関係を変えていけるように、築き直しをしていけるようにお手伝いさせて頂けたら嬉しいなと思っています。

ぜひお気軽にご相談くださいね。

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