こんにちは。大阪の心理カウンセラー喜多村純子です。
昨日、大阪で今月から３回連続で開催する１ＤＡＹセミナーを無事に開催することが出来ました。まあ無事と言いましても、資料のコピーを忘れていてドタバタと朝から追加でコピーしたりしていましたので、無事だったような、何とか無事にしたような、判断は曖昧な所ではあります（笑）
今回のセミナーでは、交流分析について学ぼうというテーマでお届けしました。
交流分析って世の中に沢山本も出ていますし、youtubeでも学べますし、もちろん偉い先生方も沢山講座をされていますので、無資格の私がわざわざ講座をする必要はあるのかなと始める前は迷っていました。
ですが、私も初めて心理学を学び始めた12年前。交流分析の本を何冊も買って実は読んで勉強したのですが、当時はその内容はなかなか頭には入らなかったのです。書いてあることが文章として理解できても、体感で理解出来なかったと言いますか、とにかく難しいなぁと思った記憶が自分の中に残っていたんです。
まあ、私が耳で聞く方が頭に入りやすいＮＬＰで言うＶＡＫモデルの中で、Ａが強い（聴覚タイプ）の人間だからと言うのもあるのですが。そういう思いもあって、本の内容を出来るだけ分かりやすく、そして面白く（笑）伝える内容でセミナーをやろうと思ったのです。
心理学は人の心を知る学問ですが、人の心だからこそ目に見えず、また目に見えないからこそそれを学ぶ人、扱う人、そして伝えたい目的によって同じ内容のものも色々な色を帯びていくものだと思っています。
何を学ぶかと言うのはとても大事なことですが、それを伝えたい人が根底にどんな価値観を持ち、どんな目的でそれを教えて伝えたいのかと言う価値観のようなものが心理学を伝える時には非常に影響を与えると感じています。
だからこそ、誰から学ぶか？どんな形で学ぶか？そして得たいものが何か？が大事なのかなと思っています。
私は心理学の学びとは、プロの精神科医の先生や臨床心理士さんを目指す人は別として、その目的は人が自分自身を理解し、そして他者を理解し、その相互理解を目指す中で人との優しい関係性を築く為に学ぶものだと思っています。
Natureの講座では資格の授与や、先生になる資格などは提供出来ないからこそ、独学で本で読むだけでは理解できない部分を分かりやすく、12年間のカウンセラーとしての経験を活かして現場での経験を交えながら、具体的にお話して自己理解と他者理解を深めて頂ければいいなぁと思ってお伝えしています。
そして心理学だけに限らず、どんな学びもやっぱり・・・人と学ぶって楽しいと思うんですよね。カルチャーセンターみたいな感じです。ここに来たら同じ顔触れの人達に会える、１回目は緊張しても２回目はちょっとほぐれて話せたり、３回目はもっと仲良くなれたり、そして一緒にご飯を食べに行ったり。そういう、日常だけではない新しい人との繋がりを作ってもらうきっかけになれば良いなぁとも思っています。
それは、私自身がそうやって、家庭や友人や近所の友達だけではない第４の繋がりを築く中で、沢山心が癒されてきた経験を知っているからです。
それぐらい人にとって色々な場所に繋がりを持つ事って実はとても大事なのです。
１つよりも２つ、２つよりも３つ、家庭だけじゃなく、職場だけでもなく、友人やご近所さんだけでもない第４の世界を広げると、色んな価値観や刺激が得られて自分の価値観も広がり、視点も広がり、考える力も鍛えられていきます。
まだまだ今は、小さい世界しか私は提供できていませんが、これからももっとその世界に広がりが生まれ、幸せな優しい輪を築いて行ける人が増えてくれるように頑張っていこうと改めて昨日は思いました。
頑張って撮ってみたジドリ（顔が長いｗｗｗ）
さて。来月は11月10日（日）に第二回目となるセミナーを開催します。次回のテーマは【認知行動療法を学ぼう】です。私の大好きな大野先生の話も盛り込みながら、認知行動療法を使った自分を癒す方法、自分と向き合う方法、などを詳しくお話したいと思います。
こちらは既に残席６となりましたので、気になるなと言う方はお早めにお申し込み下さいね。
※こちらは9月ＷＳの様子
