【東京セミナー】 人に振り回されない人間関係の作り方

セラピーで一番多い悩みと言えば、やはり人間関係にまつわるものが圧倒的に多いです。

夫婦関係、職場の人間関係、親子関係、対する相手は様々ですが、人間関係に関する悩みを感じやすい人にはある共通の特徴があります。

それが人との間に境界線がないという特徴です。境界線とはバウンダリーとも言って、適切な人間関係を作るうえで非常に重要なものです。単純に言うと、相手の問題は相手のものであり、自分のものではないという事を言うのですが、心が目に見えないものであるためになかなか難しいものになりがちです。

例えば・・・

あの人が自分を嫌っている気がする
私はいつも人に避けられるような気がする
など、相手の感情を、勝手に想像して人を避けたり怖がったり

頼まれた仕事を断ったら嫌われる気がして断れない
悩んでいる人を放っておくと可哀想な気がしてお世話がやめられない
など、相手の気持ちを察して自分の行動を選んでいたり

自分の感情ではないものを察して想像して、自分の行動を選ぶことを無意識にしている為に、人間関係に悩みや苦しみを感じて、人間関係に疲れていたりするという事は非常に多いケースですが

これらは、相手との間に心理的境界線がないことが原因になっている問題なのです。

背景として多いのは、支配的な親に育てられていたり、過干渉で不安の強い母親に育てられていたり、自分の意思を出す事が許されず親の言う通りにしていないと拒絶されてきた、などの幼少期を過ごしてきた人にこの傾向は強く現れます。

つまり、境界線が引けない人達とは、自分の感情や意思よりも、相手の感情や意思を優先しなければ人と繋がれないと感じている人たちという事が言えます。

自分よりも相手を優先しないといけないと感じているからこそ、自分を犠牲にしている感覚になりやすく、人といると疲れてしまったり、苛々しがちになったりと人間関係に悩みや問題を感じやすくなるわけです。

今回のセミナーでは、この境界線を引く為に何が必要なのか？
どうしたら人との間に境界線を引けるようになるのか、をお話していきます。